2013年5月10日金曜日

毎年90万人の障害児が誕生する中国:「超圧縮成長」のヒズミ

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●7日、中国のネットユーザーはこのほど、「中国では障害児の出生率が増加している。専門家は、水や空気、食品など、新生児に障害をもたらす可能性が高い問題が中国に溢れかえっていることを嘆いている」と発言した。写真は山西省太原市の病院で生まれた赤ちゃん。


レコードチャイナ 配信日時:2013年5月9日 19時29分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=72061&type=0

<中華ボイス>
毎年90万人の障害児が誕生する中国、環境汚染が大きく影響―中国ネットユーザー

 2013年5月7日、中国では大気汚染が深刻で、多くの人は健康への影響を懸念している。
 先月米ハフィントン・ポストは記事で、
 「米健康影響研究所(HEI)によると、
 2010年に中国で大気汚染が原因で亡くなった人は、約120万人。
 屋外大気中の粒子状物質(PM)が、食事、高血圧、喫煙に続く寿命を縮める要素となっている。
 中でも、子どもの肺は発育段階であり、呼吸器の防御系統も未成熟。
 さらに屋外で活動する時間も長いとあって影響が大きい。
 また、老人も体が弱っているため影響を受けやすい」
と伝えている。

 中国のネットユーザーはこのほど、
 「中国では障害児の出生率が増加している。
 現在の割合は全体の5.6%で、
 1996年の0.87%に比べるとその差は歴然だ。
 世界保健機関(WHO)は、障害を持った新生児が高確率で生まれる国に中国を認定している。
 中国ではこのような新生児が毎年90万人も生まれる
 実に恐ろしい数字だ。
 新生児が生まれながらにして障害を持つ原因として、遺伝と環境が大きくかかわっている。
 専門家は、水や空気、食品など、新生児に障害をもたらす可能性が高い問題が中国に溢れかえっていることを嘆いている」
と発言した。


 障害児出生率が「5.6%」というのは尋常ではない。
 簡単にいうと生まれてくる赤ん坊の「20人に一人」が障害児ということになる。
 とんでもない数字であり、本当だろうかと疑ってしまうが。

 アジアは中国の道筋で動いている。
 中国はアジアに覇を唱えることが「チャイニーズ・ドリーム」だとしている。
 周辺諸国は実際それはありえることだ判断している。
 そこで中国の顔色を見ながら、
1.中国の傘の下に入る
2.中国と強い関係を保持する
3.中国と弱い関係をつくろうとする
の選択に迫られて諸国は外交している。

 このアジアの中国の道筋に影を刺すものが3つある。
①.日本のカウンター的対峙
②.中国国内での政治経済社会不満による騒動
③.中国国内での自然破壊による環境汚染の人間的影響
 ③は大気汚染、水質汚染、食物汚染、薬害、その他様々ある。
 この「障害児出生率」のその一つであろう。

 自然あっての人間世界である。
 その自然の生態系が人間の手によって汚染破壊されたとき、自然は生態系は必ず復讐をする。
 もし21世紀の歴史にみることができるものがあったとしたら、おそらく
 中国の人間的傲慢さが生んだ自然破壊による人間体系の崩落
ではないだろうか。
 中国は今後とも、経済成長を優先するとしている。
 それは同時に、自然生態系への挑戦であり、環境破壊への邁進となる。
 自然は決してやさしくはないし、また過酷でもある。
 中国はおそらく、その加速度的な環境破壊の前に人間社会の混乱を招き沈んでいくのではないだろうか。
 チャイニーズ・ドリームが実現するよりも数十倍も早く、中国国土と中国民族は眠りに入ることになる。
 それが21世紀にみられる、
 中国という国で行われた壮大な環境実験
の結果としての
 「自然生態系との戦いに負けた姿」
という壮絶な悲劇的なものになるのではないだろうか。


レコードチャイナ 配信日時:2013年5月12日 22時21分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=72163&type=0

<中華ボイス>
香港のがん増加率、8年後には2~5位までが生殖器系
=汚染物質が影響―香港医院管理局


●8日、香港医院管理局の予測によると、8年後に香港で増加率が大きくなるがんは、1位の大腸がんを除き、2~5位までは生殖器に関係するがん。写真は江蘇省南京市にある病院の健康診断センター。

 2013年5月8日、香港医院管理局の予測によると、8年後に香港で増加率が大きくなるがんは、
1位の大腸がんを除き、
2~5位までは生殖器に関係するがん。
 2~5位のがんはそれぞれ、乳、子宮体、前立腺、卵巣だという。

 がんが増える理由について専門家の分析によると、汚染物質が増えること、またダイオキシン、可塑剤といった化学物質が含まれる食品の摂取が増えることなどが影響する。
 一方、日本のがん研究機関が発表した最新の報告によると、
 日本の2011年がん死亡率は、肺がんが最も多く、次いで胃、肝臓、結腸、すい臓と続く。


 2位から5位までの「ガン」が生殖器系のガンということは、
 まさに中国では障害児の誕生が日常化するということになる。
 おそろしい事態になりつつあるとしかいいようがない。
 日本の「ガン」のリストと比べて、明らかに偏重している。

 宗教的にいうなら、この傲慢な国家に
 「神は鉄槌をくだしている」
といことになってしまうのだが。
 言葉遊びは横に置いても、何か政府当局は積極的な対策を打たねばならないだろうに?


レコードチャイナ 配信日時:2013年6月14日 10時12分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=73278&type=0

肺がん死亡率は30年で465%上昇、毎分6人のペースで増えるがん患者
―本日の中国TOPニュース


●12日、中国では年間300万人超のがん患者が新たに増え、年間200万人超ががんで亡くなっているとされる。うち、罹患者が特に多い肺がんの死亡率は、過去30年間で465%上昇したという。資料写真。

 2013年6月12日、中国では年間300万人超のがん患者が新たに増え、年間200万人超ががんで亡くなっているとされる。
 うち、罹患者が特に多い肺がんの死亡率は、過去30年間で465%上昇したという。
 今年初、全国腫瘤登記センターが発表した「2012中国腫瘤登記年報」でわかった。
 中国新聞社の報道。

 一人っ子政策による少子化と高齢化、そして平均寿命の伸びが、がん患者増加の背景となっている。
 また、国民の主な死因はこの数十年間で徐々に感染症から慢性疾患へと移行している。
 中国疾病予防コントロールセンターによると、1964年に国民の死因で4位とされていたがんは、2010年に首位に躍り出た。
 特に都市部住民に多く、新たながん患者は毎分6人のペースで増加している。

 罹患率、死亡率ともにトップとなった肺がんは、過去30年間で死亡率を465%も上げている。
 全国腫瘤予防研究弁公室の陳万青(チェン・ワンチン)副主任によると、85~90%の肺がんは喫煙と関連があるとみられている。
 喫煙のプロセスでは40種以上の発がん性物質に接触するからだ。
 無論、石炭に依存した産業や生活様式が引き起こした深刻な大気汚染も病因に関わってくる。

※<本日の中国TOPニュース>では、中国の大手主要ポータルサイトによるニュースアクセスランキングから、注目の一記事をピックアップする。本記事は2013年6月13日付の中国大手ポータルサイト・テンセント(騰訊)のランキング2位の記事。



レコードチャイナ 配信日時:2013年6月15日 9時47分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=73320&type=0

<中華ボイス>
激増する中国のがん患者、毎年新たに312万人
―「どうしたら自分を守れるのか!」



●14日、中国ネットユーザーは、「中国では毎年312万人のがん患者が新たに確認されている。実に毎分6人ががんを発症していることになる。我々はどうやって自分を守ればいいのだ!」と発言した。資料写真。

 2013年6月14日、中国では近年がんの罹患率が急増している。
 とりわけ肺がん患者の増加は著しく、喫煙や深刻な大気汚染が要因の1つと指摘されている。
 中国のネットユーザーは中国のがん急増についてネットに書き込みを掲載した。

 中国ネットユーザーは、
 「全国腫瘤登記センターが発表した『2012中国腫瘤登記年報』によると、中国では毎年312万人のがん患者が新たに確認されている。
 実に毎分6人ががんを発症していることになる。
 1964年には国民の死因で4位だったがんは、1970~1989年の間に2位に浮上し、2007~2010年で首位に躍り出た。
 中国人が最もかかりやすいがんは、
 肺がん、胃がん、直腸がん、肝臓がん、食道がん
の順番。
 肺がんは過去30年間で死亡率が5倍に跳ね上がっている。
 我々はどうやって自分を守ればいいのだ!」
と中国のがんが激増している現状を憂える意見を発表した。





【自然生態系破壊:中国】




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